個人事業主でも消費者金融から融資を受けることができます!

個人事業主がお金の融資を受ける場合ですが、事業となると会社の資金繰りや緊急なお金等必要になってくる場面が多いと思います。そこで融資を受ける金融業を銀行や信販会社系で考えてみます。金利も安く返済がしやすいという利点がありますので銀行や信販系で契約できれば一番いいのですが、審査が厳しく時間がかかりますので急に必要な時には困ります。他に消費者金融から数社借り入れがあったりすると審査も通りにくくなってしまいます。

運転資金や設備投資資金等に利用されたい方は公的資金を利用するのもいいと思います。商工会議所からの融資には条件があり、従業員が20人以下、商業、サービス業は従業員5人以下の法人であること、最近1年以上、商工会議所地区内で事業を行っている方、商工会議所の経営、会議に関する指導を6ヶ月以上受けている方等の決まりがあります。保証も担保も不要で借入額も大きいものですが、審査は厳しいものです。公的資金は審査が厳しいという反面、銀行と違い個人事業主の支援で融資するのが目的ですので、銀行よりは敷居が低いと言えます。必要条件をきちんと揃えおく事等が大事になってきます。

しかし、手軽に借り入れができてしまう消費者金を利用する人も多いと思います。2010年に総量規制法により、年収の3分1までしか借金ができないようになりました。借入額も枠が縮まり利用しにくい状態のように思えます。総量規制は個人が借り入れをする際に借りすぎないように規制するためのものなので、個人事業主には総量規制対象外で利用することもできます。普通に借り入れをするのであれば年収3分の1の範囲ですが、「事業計画書」「収支計画書」「資金計画書」を記載した書類を提出すれば100万を超える借り入れも可能です。100万を超えない借り入れも「事業状況、収支状況、資金繰り状況」を記載した書類を提出するといいようです。後は融資できるのか出来ないのかは、それぞれの消費者金融会社が判断します。

新聞や、街中の張り紙等で見られる「即日融資可能」「低金利で融資します」等と消費者にとって都合の良い文句の広告はヤミ金である可能性が高いので気をつけてください。お金が必要だからといって安易に借りたりすると大変なことになりますので要注意です。正規に借り入れることができたら、返済もきちんと延滞なくこなし、商売繁盛に力を入れて信用もつけて行きたいところですね。

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