金融業に融資を受ける前に知っておくべき返済の常識

金融業からお金の借りれをします。その返済方法とはどんなものでしょう。今は、お金を借りることは簡単にできてしまう環境にあります。自動契約機、パソコンやスマートフォンからと申し込みも簡単で契約が成立すればすぐにでも借りることができます。返済は大丈夫出来る、と思っている方がほとんどだと思います。多くの業者が利用している返済方法が「残高スライドリボルビング」という方法です。返済金額がリボルビング払い、月々支払いが金額が一定であるということです。最初に借り入れた金額によって最低の支払金額が算出されます。

例えば年利率が14.8%で借入元金が100万円とします。最低支払金額は21000円なのでこの金額で返済していきます。回数にして73回の6年1ヶ月で完済すると支払総額が1516189円となります。それでは最低支払金額に5000円をプラスして返済すると、53回の4年5ヶ月で完済し支払総額が1364150円となります。前者のほうが支払い利子が152039円と多くなるのです。つまり、指定してくる最低支払金額を払っていてもなかなか元金が減っていかないことに気づきます。支払額が少なくて済むと安心している場合ではないですよね。

もし、返済が遅れ延滞となった場合ですがそれなりのペナルティがあることを忘れないでください。借り入れがどんなに安くても年利率が30%くらいまで上がってしまいます。これはどこの金融業者も同じと思ってください。またブラックと言われるリストへ仲間入りすることもありえますのでご注意を。ブラックリストに載ってしまうとどこの金融業者も利用する事ができなくなります。もちろん低金利の借り入れも無理ですし、住宅ローンやマイカーローンの銀行からの借り入れもできません。

このように、消費者金融からお金の借り入れは簡単にできても返済は容易ではないということです。もし心配な過去をお持ちの方、住宅ローンや車などの高額の商品のローンを考えているけど大丈夫なのかと心配という方は、CIC・信用情報機関がありますので情報開示してみられるのもいいと思います。簡単に説明しますと、あなたの信用情報がこの機関に記録されているのです。クレジットやローンの申し込みと利用、延滞や返済情報等です。信用情報を確認してローンの審査が通るかどうかは分かりませんが、経歴を見てご自分で判断されるといいでしょう。

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