お金を借りる前に学んでおきたい基本的な知識

よく宣伝や広告で見聞きする消費者金融とはなんでしょう。簡単に言うと、お金を借りる所です。一般的に貸金業者による消費者への無担保融資の事を言います。広く見ると銀行の住宅ローン等も含みます。消費者金融と呼ばれていますが、ちょっと前まではサラ金や高利貸し等と呼ばれ、ダークなイメージが強かったのです。最近ではイメージのよい宣伝で近寄りやすくなり利用者は沢山いらっしゃいます。ダークなイメージとはお金を借りると高い利息がついてきます。返済時には元金と利息を支払わなくてはいけないのですが利息が高いためなかなか返済が終わらなく大変であるということ。元金が多すぎ利息だけしか返済できず一生かかっても借金が減らない、自己破産にまでなる人もいるということです。消費者金融のイメージが良くなってもこの事は変わっていないという事実を知っておいてください。

消費者金から借り入れをお考えのあなたへ、知っておきたい知識を紹介します。お金を借り入れるには消費者金融を1番に考えるのではなく、まず金利が安いということで銀行での融資を考えるべきです。申し込み審査がありますが厳しく、借り入れができない、借り入れる金額が足りないのようなこともあると思います。銀行が提示した金額で出来る方法を見つける事をおすすめします。

もしダメな時は信用金庫のような金融機関を、それでもダメな時、足りない時は消費者金融の契約を確認します。審査は比較的軽く利用しやすいと思いますが、金利が高いことを忘れないでください。業者で金利が変わってくるので金利の低いところ、よく見かける大手消費者金融を選ぶのをおすすめします。

借り入れの時には返済のことも考えておいてください。もし返済ができずに延滞してしまったらそれなりのペナルティがあります。元金は関係なく30%近くまで金利が上がってしまいます。更にはブラックリストと言われるところに名前が載ってしまうこともあるということです。もしブラックリストに載ってしまったらどこの金融業者から借り入れはできなくなります。どうしようもなくなり、ヤミ金に手を出すことになりかねません。

このヤミ金業者のことも知識として入れておいて下さい。まず普通に消費者金融を利用している人には大丈夫だと思いますが、もし多重債務や自己破産などで何処も借り入れができない時、そのような人をターゲットにして「即日融資OK!」「低金利で融資」等の広告で誘ってきます。そのような悪質な所から借りてしまったらとんでもない事になります。ちゃんと貸金業登録番号があるのかを確かめ、その番号は本当に存在するのかを金融庁で調べる等の行動が必要です。

この情報が知識の一部として捉えてもらえるとうれしいです。このお金を借りれるという便利なシステムを利用する時、ここでお金が必要なのかということを今一度考えてみてください。安易な考えでの借り入れは自分の首を絞めますよ。

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